研究者/開発者/スタッフ紹介
岩田正子 (Masako Iwata) 岩田正子 (Masako Iwata)


研究テーマ

Octree解適合格子による熱流体シミュレーションソルバーの開発
解適合格子に最適なOctreeデータ構造の考察

研究内容と成果

数値流体力学の世界においても、直交格子による計算の再評価の機運が高まっている。物体表面形状にフィットした格子を生成することの負荷が、シミュレーション対象場が複雑になるにつれ、増大しているためである。直交格子は、格子生成は容易だが、形状再現精度が低く、格子を細かくすることによってそれを向上させようとすると計算コストが膨大となる。

必要に応じて局所的に格子を 8 分割し細分化していくことにより、欠点を補っている。 Octree 格子をシミュレーションに用いるためには、そのデータ構造が、計算コスト、使用メモリ効率などの点で、適当である必要があり、我々は、 Standard Octree, Khokolovの FTT-Octree 、および我々が新たに提案した系譜情報を持つ p(pedigree)FTT-Octree について、データ構造の比較、考察を行った。

その結果、 pFTT-Octree が解適合(物理量の変化に対応した)格子による計算をする上で、最も適していることがわかった。pFTT-Octree データ構造を使った、熱流体シミュレーションソルバーの開発に携わった。また,チーム開発ソフトウェアのユーザインターフェースの向上に努力した.

また,チーム開発ソフトウェアのユーザインターフェースの向上に努力した.

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論文・特許紹介

【論文】
岩田正子、雷康斌、姫野龍太郎
直交4分木格子を用いた熱流体数値計算(物理量勾配に応じたrefiningとcoarseningによるリメッシュ)
日本機械学会論文集(A編), Vol. 70, pp.449-455

Masako Iwata, Kenji Ono, Tsuyoshi Tamaki
Simulation with adaptive mesh refinement using pFTT data structure
Proceedings of 10th ISGG conference on Numerical Grid Generation (2007)

【特許】
特願2002-879214号
V-CADデータを直接用いた非圧縮性粘性流体の流れ場の数値解析
雷康斌 

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