研究者/開発者/スタッフ紹介
青木 弘良 (AOKI HIROYOSHI) 青木 弘良 (AOKI HIROYOSHI)


研究テーマ

エレクトロスプレーデポジション法によるイムノアッセイ用マイクロ流体チップの研究開発
マイクロ流路設計における有限要素法シミュレーションの利用

研究内容と成果

エレクトロスプレーデポジション(ESD)法を用いたイムノアッセイ用マイクロ流体チップを作製し,B型肝炎ウイルス(HBV),インフルエンザウイルスA型などの,従来よりも微量,高感度な検出系を構築した.
ESD法の再現性・均一性向上のために,蛍光ビーズの離散的測定による頑健な微小スポット定量系を開発し,キャピラリー動作パターン,速度およびマスクの帯電防止処理の最適化を行った.また発光画像のフラットフィールド補正による均一化を検討した.その結果イムノアッセイのデポジット内・間の均一性を変動係数(CV)10%未満に抑えた.
またマイクロ流路の設計の際に,有限要素法による流体シミュレーションを用いて,流路形状の検証を行った.

今後の展望

今後はESD法と流体シミレーションを用いることにより,最適な形状をもつ新規バイオアッセイ用のマイクロ流体チップの研究開発を行う.


論文・特許紹介

【論文】
青木弘良, 高久英明, 山形豊
エレクトロスプレーデポジション法によるイムノアッセイ用マイクロ流体チップの研究開発
日本農芸化学会2011年度大会, 京都, 2011年3月

青木弘良, 高久英明, 山形豊
イムノアッセイマイクロ流体チップの実験内均一性・実験間再現性の向上
理研シンポジウム「VCADシステム研究2010」, 和光, 2011年3月

Hiroyoshi Aoki, Hideaki Takaku, Yutaka Yamagata
Nanomaterials, Micropatterning, and Microfluidic Chip Techniques using Electrospray Deposition Method
RIKEN Joint Retreat 2011, Shizuoka, Japan, Jan.-Feb. (2011)

青木弘良, 高久英明, 山形豊
蛍光ビーズによる微小スポットの離散的定量法の検討
第22回化学とマイクロ・ナノシステム研究会, 名古屋, 2010年11月

青木弘良, 山形豊
マイクロ流体チップによる微量インフルエンザ迅速検出系の構築
第57回日本臨床検査医学会学術集会, 東京, 2010年9月

Aoki H, Yamagata Y.,
Development of Microfluidic Chip for Diagnosis of Influenza A to Improve Discomfort in Nasopharyngeal Specimen Sampling.
American Association for Clinical Chemistry (AACC) 2010, Anaheim, CA, July (2010).

青木弘良, 高久英明, 山形豊
ポリビニルアルコールによるPDMSマイクロ流路の簡便なブロッキング法の開発
第21回化学とマイクロナノシステム研究会, 東京, 2010年6月

青木弘良, 児玉尚子, 山形豊
臨床検査用マルチプレックス・マルチチャンネルマイクロ流体チップの研究開発
理研シンポジウム VCADシステム研究2009, 埼玉, 2010年3月

Aoki H, Kodama N, Yutaka Y.
Development of Multiplex Microfluidic Chip for Immunodetection of Influenza A.
International Symposium on Microchemistry and Microsystems (ISMM) 2009, Kanazawa, Japan, Nov. (2009)

青木弘良, 山形豊
B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルスマーカーオンサイト血清モニタリング用マイクロ流体チップの開発
第56回日本臨床検査医学会学術集会, 札幌, 2009年8月

青木弘良, 児玉尚子, 加瀬廣, 山形豊
エレクトロスプレーデポジション法を用いた肝炎ウイルスマーカー血清モニタリング用マイクロ流体チップの開発
第19回化学とマイクロナノシステム研究会, 広島, 2009年5月

【特許】
特願2010-004309
プローブの固定量の推定方法、及びその利用
青木弘良、児玉尚子、山形豊

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