研究者/開発者/スタッフ紹介
今井登 (Noboru Imai) 今井登 (Noboru Imai)


研究テーマ

VCADベース拡張有限要素法ソフトウエアの開発

研究内容と成果

拡張有限要素法(X-FEM)の特徴は,物体の表面や亀裂などの境界面を,いわゆるエンリッチな内挿関数を導入することで要素境界とは一致しない要素の内部に設定することが可能となることである.この特徴を生かし,本研究では,X-FEMを用い,一般的なFEMの要素としては直接利用できない,VCADのKC面を有するセル形状を解析データとして直接利用する解析ソフトウエアV-X3Dの開発を行っている.V-X3Dのさらなる特徴としては,VCADの特徴である物性値や物理量のデータのストレージ機能を有効利用し,CTスキャンなどから得られる実構造物の実測値データを元にした解析がシームレスに実行できることである.これにより,生体骨の力学解析,ボイドを有する鋳造物のき裂進展のシミュレーションなど,広い分野での応用が期待できる.

今後の展望

・3次元疲労き裂進展機能の完成
・熱伝導解析,固有値解析などへの対応

VCAD公開ソフトウェア

V-Cu
V-X3D
V-Spp

ブロック全体図へ


論文・特許紹介

【論文】
Noboru IMAI, Toshio NAGASHIMA and Kiwamu KASE
Crack Propagation Simulator V-X3D Based on VCAD Framework
IOP Conf. Ser.: Mater. Sci. Eng. 10 012053 (2010).

今井登,長嶋利夫,加瀬究
VCADベースXFEMソフトウエアV-X3Dによる疲労き裂進展解析
計算工学講演会論文集Vol.15(2010),917-918.

今井登,長嶋利夫,加瀬究
VCADベース解析ソフトウエアV-X3Dへのき裂進展解析機能の導入
日本機械学会第22回計算力学講演会CD-ROM論文集, No.09-21(2009), 364-365.

今井登,長嶋利夫
VCAD フレームワークベース XFEM ソフトウエア V-X3D の開発
計算工学会講演会論文集Vol.13 No.2(2008),621-622.

論文、特許一覧ページへ