チーム紹介

機能情報シミュレーションチーム

研究概要
チームリーダー 小野 謙ニ(D.Eng.)

チームリーダー
小野 謙ニ(D.Eng.)

コンピュータや自動車などの工業製品における機能・性能の設計にあたり、熱と流体現象は冷却をはじめとして重要な役割を果たしており、熱流体シミュレーションは重要な技術である.しかしながら,実現象を扱う上で形状表現が問題となる.また、流体計算に必要な計算格子の作成に時間を要する点で工業製品の開発期間と設計開発内容のトレードオフが顕在化している。我々は,実世界の非常に複雑な幾何形状をロバストに扱うために,VCADによるボリュームベースのモデリングを用い,そこから直接計算可能なシステムを構築している.ここではVCADの特性を活かし,モデラ,格子生成,流体解析,可視化のサイクルをシームレスに繋げることができる.これにより,解析サイクルのスループットを向上でき,ターンアラウンドを短縮できる.
流体のシミュレーションはその非線形性に起因して解析規模は大きくなり、計算時間が非常に多くかかる傾向にある。そこで,大規模な計算に対応するためにデータ構造・計算手法からプリポストに至るまで周辺技術も含めて統合的なシステム開発を行っている.
 当研究室では,物理化学現象のシミュレーションの技術開発とその応用を促進する周辺技術を対象として研究を進めている.対象とする現象やソルバは多岐にわたるため,シミュレーションをシステム化するために,まずシミュレーションのフレームワークを構築している.このフレームワークに様々なソルバを登録するという方針で種々の物理シミュレーションプログラムを開発中である.
 開発している技術の具体的な応用例として,工業製品の設計や医療技術,生体や細胞レベルの輸送現象解明などを目標にしている.

研究テーマ

・ボクセルベースの高精度任意形状熱流体解析ソルバ
・シミュレーションフレームワーク
・ボクセルデータ操作技術・プリプロセッサ
・設計向け可視化システム
・先進CG技術を用いたレンダリング技法
・大規模分散,非定常可視化
・Octree格子の分散並列化技術
・流体構造連成技術
・強力集束超音波利用現象の解析
・循環器系システム解析
・製造プロセス解析システム
・鋳造解析

チームメンバー          
小野 謙ニ (ONO, Kenji) チームリーダー
沖田 浩平 (OKITA, Kohei) 上級研究員
岩田 正子 (IWATA, Masako) 研究員
俵 丈展 (TAWARA, Takehiro) 研究員
橋本 学 (HASHIMOTO, Gaku) 研究員
寺島 洋史 (TERASHIMA, hiroshi) 客員研究員
白崎 実 (SHIRAZAKI, Minoru ) 客員研究員
榎本 秀喜 (ENOMOTO, Hideki) 客員研究員
吉田 聡 (YOSHIDA, Satoshi) 客員研究員
赤坂 啓(AKASAKA, Kei) 客員研究員
小川 隆申(OGAWA, Takanobu) 客員研究員